2022年11月2日(水)~3日(祝) 大杉谷から大台ヶ原              

 名鉄ハイキングの依頼で大杉谷から大台ヶ原を歩いてきました。名古屋ではお馴染みの名鉄バスセンターを【7:10】出発。道の駅奥伊勢おおだいで登山バスに乗り換え登山口に向かい【11:10】登山スタート。ただでさえ危険な登山道が前日のまでの雨で岩が濡れて危険度がアップ。注意喚起して歩き続けます。

 春の大杉谷の時もそうですが雨で増水して滝の水量が多く迫力ある姿を見ることが出来ました。【13:30】千尋の滝はまるで山の途中からいきなり滝が現れたかのような迫力で落ちてきます。【14:25】THE『大杉谷』のシシ渕は貸し切りで写真の撮り放題でした。ただしこのシシ渕直前の岩場の下りでは死亡事故も起きているので注意力1000

%で歩きます、【15:11】この日最後の見せ場である平等嵓の一枚岩を眺め【16:20】桃ノ木山の家に到着。ここはお風呂もあり汗を流せてさっぱりできる山小屋です。

一枚めの千尋の滝が今回の写真、2枚目の写真が通常水量の同じ滝の写真。この日の水量は2~3倍はありそうですね.

 

本日の行動データー

行動時間:5時間10分 行動距離:6.6Km

累計高度登り:909m 下り:716m  消費カロリー:2656Kcal

2日目は朝食を【6:00】の摂り【6:45】大台ヶ原へ向けスタート。七ツ釜滝【7:20】崩落地入り口【8:13】、その先の河原【8:35】、堂倉滝【9:37】ここで大杉谷から外れ尾根を登ります。大杉林道まで高度差350mの本日の核心部を登り大台林道の先の粟谷小屋【11:15】到着でトイレ休憩。この大杉林道は尾鷲の海まで繋がっていますが一般車両は当然通行禁止です。

滝の写真は今回と通常の水量の滝の対比。かなり違いますね。

 粟谷小屋を【11:35】に出発し、シャクナゲ坂を登り【13:07】シャクナゲ平で一休み。その後いきなり現れるミヤコササとブナの林に驚き最後の登りをひと登り途中で下半分がほとんど樹皮のみの生命力の強い檜に見とれて【14:03】日出が岳に無事登頂。

尾鷲の海や大峯山脈などの天望を楽しみ大台ケ原駐車場に【15:10】到着。後はバスで名古屋まで一直線でした。

 紅葉は崩落地跡からシャクナゲ坂付近がピークでした。新木に葉っぱが2枚だけの珍しい紅葉もありました。

本日の行動データー

行動時間:8時間25分 行動距離:9.6Km

累計高度登り:1576m 下り:467m  消費カロリー:4109Kcal

2022年10月29日(土) 恵那山               

2022年10月18日(火)~20日(木)下の廊下               

 昨年、阿曾原温泉小屋の予約が取れず一年越しの開催となった下の廊下ですが、ギリギリまで登山道の整備が終わらずヒヤヒヤしましたが何とか通過できる状況になり無事に開催できました。

黒部ダ【14:00】集合でツアースタートですがダムに着いたら結構な降雨量です。

本日の宿ロッジくろよんは【15:00】にならないと入館できないのでそれまでダム周辺で時間調整の後投宿。

 

 

 

 

 黒部ダム周辺も黄葉が進みいい感じです。豪華な夕食をいただき明日に備えて(いつもですが)早めの就寝。

 10/19今回のメインはこの日です。ロッジくろよんの朝食はなんと7:00からなので下の廊下へ行く場合は朝弁当で出発するのが定番です。早いグループは4:30に出発、ほとんどのグループが5:00には出発しましたが途中の渋滞を避けて【6:00】に出発。

昨日の雨は山の雪を降らせ立山は真っ白です。電気バスのトンネル脇から登山道へ入りダム下の橋を左岸へ渡り下の廊下の始まりです。

 今年は残雪も多く、雪崩で番線も切れているところも多くこの日も阿曾原温泉小屋の皆さんによって整備が行われています。整備は最小限にとどまり気が抜けないところも多いですが普通に歩けました。番線や丸太の足場が毎年壊れるのは、頑丈に作ることはできるのですがそれだと番線などが壊れないで岩盤(山)が破壊されるのであえて壊れるように作ってあるそうです。

 十字峡【12:26】まで行くとあとは二つ目の吊橋手前の下りに気を付ければ阿曾原温泉小屋まであと少し。巨大ロボットの秘密基地?を過ぎて仙人ダム【14:54】の中を歩き阿曾原温泉小屋に【15:58】到着

この日の夕食はおかわり自由のカレーライス30分食べ放題。その後阿曾原温泉小屋の佐々木泉さん主演のNHKのビデを観て就寝。布団は一人で一組使用できました。

本日の行動データー

行動時間:9時間53分 行動距離:20,0Km

累計高度はGPSの制度が低すぎて計測できず  消費カロリー:5003Kcal

 最終日10/21は美味しい朝食を摂り【6:57】下山(と言っても黒部ダムからずーと下りですが)開始。水平歩道へ出るまでの150mの登りが朝一番の身体には効きます。

折尾の大滝【8:40】、大太鼓【9:45】、志合谷【10:05】と予定通りに通過して展望台【11:30】、欅平駅【12:50】到着。

二日間で30Km、約16時間の行動でした。参加いただいたY様お疲れさまでした。

本日の行動データー

行動時間:5時間53分 行動距離:10,1Km

累計高度はGPSの制度が低すぎて計測できず  消費カロリー:3021Kcal

2022年10月14日(金)~15日(土) 浅間山                

 名鉄ハイキングの泊りトレッキングツアーで浅間山に行ってきました。バス移動だけで6時間30分(渋滞込み)で初日は湯ノ丸スキー場の兎平を【12:50】出発。この日は篭ノ登山~水ノ搭山(何故だか同じ読み方で字が違う?)車坂峠のホテルまでの足慣らし。コースタイムジャストの2時間30分でした。それでも速いと言われてしまう…

明日が心配。

夕食はコース料理で温泉も入り珍しく【21:00】過ぎて就寝。

 

本日の行動データー

行動時間:2時間26分 行動距離:3.4Km

累計高度登り:295m  下り:408m 消費カロリー:1256Kcal

 2日目は朝弁当で【6:00】ホテル出発。この日の行動時間は8時間と長丁場です。朝弁当とお昼の弁当はどちらも大きなおにぎりが2つとおかずが入っているんすが、このおにぎりの米密度が非常に高くて食べ応え十分でした。(ちょっと張り切りすぎてます)最初の目標トーミの頭(現地の山頂標には遠見の頭とありました)尾根を行く表コースと中腹を巻く中コースがあり中コースの方が早いのですが天気もいいので景色のいい表コースに決定。最初のピークは槍ヶ鞘で初めて浅間山が目の前に現れます。長居しそうになるのをこらえ目の前の急登を登りトーミの頭へと向かいます。トーミの頭から黒斑山~蛇骨岳~仙人岳~鋸岳へと続く稜線は浅間山の」外輪山を形成しているカルデラで浅間山側は急峻な崖です。八ヶ岳の横岳西壁のように屏風上の岩壁が連なっています。トーミの頭【7:45】。狭いので早めに切り上げ300mの草スベリの激下りをこなし【8:53】湯ノ平分岐。ここから前掛山のカルデラ縁【10:25】まで一気の登り、入山限界点の前掛山【10:55】登頂。抜群の景色(八ヶ岳、富士山、南&中央アルプス、御嶽山、穂高や槍を含めた北アルプス)を堪能して【11:15】下山。サクサク下り浅間山荘【14:15】着で登山終了。温泉~渋滞の中央高速を経て名鉄バスターミナルで【21:

30】解散でツアー終了。

本日の行動データー

行動時間:8時間10分 行動距離:12,4Km

累計高度登り:929m  下り:1500m 消費カロリー:4040Kcal

2022年10月12日(水) 御在所岳・ヴィアフェラータ                  

 紅葉にはまだまだ早い御在所岳の通称『ヴィアフェラータ』と呼ばれるルートに行ってきました。このルートは株式会社パワーゾーンの前代表・水谷敏夫氏が設定し整備をしたルートです。完成時には岩場のほぼ全てにワイヤーを張り巡らせ安全に通行できるようにしました。ところが昨年秋頃にワイヤーの80%が撤去され難易度がアップしました。誰が何のためにしたのかは不明ですが理解できません。

 

 さてさて今回のツアーは高速道路の渋滞もありスタートが40分遅れの【10:15】。まずは藤内小屋を目指して歩きます。スタート直後の急な階段と蒼滝大橋から日向小屋までの急傾斜が本日の核心部?です。【11:00】藤内小屋でトイレ休憩と水分補給をしてVF入り口の兎の耳へ。ここでハーネス等を装着してVFへ突入!すごくはっきりした踏み後がありますがもう一つ先の藪が本来の入り口です。

 

【11:55】ステップが連打してある最初の壁【12:38】2番のホールド【13:03】クラックのある凹角【13:12】凹角を抜けた岩場【14:00】VF終了点。その後中道に合流し【14:16】六合目のキレットで装備解除して中道で下山【15:30】ロープウエイ山麓駅バス停着で本日のツアーは無事終了。

 最初の壁と次の岩場はワイヤーがなくても問題なく通過できますが足を滑らすと致命的なのロープで確保。もちろんコース上は全てロープを繋いでいます。今日のYさん岩場も壊れたアブミもスイスイ登ってくれるので早い早い!

本日の行動データー

行動時間:5時間23分 行動距離:5,1Km

累計高度登り:648m  下り:650m 消費カロリー:1615Kcal

2022年10月8日(土)~10日(月)  霞沢岳                   

 もともとは9月23日~25日の予定でしたが天候不順により延期でこの日に開催の運びとなりました。さらにいうと10月9日からの予定を登頂予定の10日が悪天予報で中止の一歩手前でしたが、8日に予約の空きがあり前倒しでの開催になりました。

 8日(土)上高地13:00スタート。明神から徳本峠への分岐を過ぎると登山者はぐっと減って徳本峠小屋までですれ違ったのは3人だけ。明神には何十人にも居たのに。明神から徳本峠までは緩やかな小径が傾斜を増し沢を3つ越えてつづら折りを登り2時間30分でした。徳本峠小屋は来年100周年という古い山小屋で本館は当時のまま残っていて文化庁の有形文化財に指定されています。さすがに少し傾いていますが当時のまま残っているというのはただただ驚きです。今回はその本館での宿泊でした。

夕食が17:30からでお皿いっぱおのおかずと具沢山のお味噌汁にウサギのリンゴでおなかいっぱいになり18:30に就寝(したようです)朝まで起きることなく11時間睡眠。

5歳児か!と言われました

10/8の行動データー

行動時間:3時間20分 行動距離:6,7Km

累計高度登り:699m  下り:71m 消費カロリー:1715Kcal

※ 意外と下っています

 メインの2日目は朝食を5:30にいただき【6:25】出発。この山の核心部はジャンクションピーク【7:28】からK1ピーク【10:00】までの約2,4Km、2時間30分です。下山も同様の時間がかかります

K1からは穂高が目の前に迫り大迫力です。K1から霞沢岳までは45分ほどであっけなく【10:45】登頂。山頂からは360°の大パノラマが待っています。K1でも充分な展望が得られますが霞沢岳からは邪魔ものがないので頑張って登ることをお勧めします。

往路下山でK1【11:50】、ジャンクションピーク【14:05】、徳本峠小屋【15:10】

スマホのバッテリーが徳本峠小屋直前で切れてしまい正確なデーターになりませんでした。

10/9の行動データー

行動時間:8時間30分 行動距離:約9,4Km

累計高度登り:1047m  下り:1047m 消費カロリー:4000Kcal

 最終日は上高地への下山だけなので徳本峠小屋で朝食後ゆっくり朝ドラを見てから下山開始【7:55】。昨日。ジャンクションピーク手前で本降りになった雨は一晩中ふり続き朝も結構降っています。それでも明神【9:35】、上高地【10:30】のバスに乗車してあかんだな駐車場でツアー終了。ひらゆの森で温泉に浸かりすべて終了しました。

徳本峠小屋の本館と食事の写真です。おかずは2日間とも違うメニューでした。

2022年9月3日(土)~4日(日) 

         ガイド育成学校のお手伝い                    

 ガイド協会からお声を掛けてもらい柄にもなくガイド育成学校の講師をしてきました。ガイド協会が今年から始めた一年間を通した54日間のプログラムと個人山行等で登山ガイドⅡの認定を受けるというものでかなりハードな日程です。今回は三つ峠で初歩の岩登りということで引き受けたんですが中にエヴェレストに2度登頂しているネパールのシェルパがいてビックリしました。実際には岩登りの実践よりもロープワークに時間を割く結果となりました。2日間では足りませんし三つ峠は人が多く邪魔にならないようにするのが大変でした。2日間一緒に講師をしていただいたのは木本哲さんで私の中ではスパースターの一人です。イメージではもっと厳ついと思っていましたが尾崎隆さんと同様に穏やかで優しい方でした。

 参加されてのは24歳から64歳の男女7名でドラが始まるのかと思いました。3月までの半年間頑張ってください。写真はあえて掲載いたしません。

 

ちなみに三つ峠山という名前の山はありません。山頂へは行っていません。

2022年9月2日(金)十二ヶ岳       

 三つ峠でガイド協会にガイド育成学校の講師としてかかわることになりついでに気になっていた十二ヶ岳に登ってきました。全体的には普通のプチ縦走ですがパートによってはとんでもない部分があるコースでした。

 ルートは西湖の湖畔キャンプ場近くの駐車場からミネ山、毛無山に登りそこから稜線を南下して十二ヶ岳に至るコースで下山は十二ヶ岳から西湖に下り駐車場へ戻る周回コースとしました。やや短めですがお昼から雨予報だったのでこのコースにしました。

 迷走台風のおかげで悪天候が続きこの日も展望はゼロ。十二ヶ岳の名の通り毛無山から実際に12のピークがあり一つ一つに1から12まで名前が付けられています。十二ヶ岳に向かう稜線は木が生えているので感じにくいですがかなりのナイフリッジです。中には太っといロープが設置してあるものの停めてあるのは上端のみで垂らしてあるだけで手が滑ったらアウトですよね?ていうところもあります。来年はここのツアーを設定してますがヘルメット、ハーネス装備でロープの加工はバックアップを取っての加工が必須です。

この山のアトラクションはまだ続きます。十一ヶ岳を超え最後のコルには見ただけで怖さが分かる吊橋が架かっていますが、十一側から見ると吊橋の末端がほぼ直角に上向きに曲がっており、何でと思いましたが一歩乗ると吊橋が体感では30cmくらい沈みます。ああああ!て感じになります。末端が曲げてないと岩壁に当たってしまうのでわざと曲げてあったんだ!そして橋の床板は金属製でいかにも滑りそう。ボルトの部分にそーっと乗って通過します。渡ると今度は両手を使わないと登れない急登です。そしてやっと十二ヶ岳に立つことが出来ました。下山はキノコのいっぱい生えている歩き易い登山道で西湖畔にここで土砂降りに会いましたが無事下山出来てほっとしました。

 この日のお宿はkagelow Mt.fuji Hostelというドミトリーで二段ベッドの山小屋みたいなお宿です。面白いのはカフェがドミトリーを併設しているのでベッドスペースに行くにはカフェの中を通らなければならない。ちょっと恥ずかしい感じでした。数時間前までインディージョーンズのようなことしてたのになんだかギャップが凄かった。

9/2の行動データー

行動時間:5時間30分 行動距離:7,2Km

累計高度登り:914m  下り:912m 消費カロリー:2826Kcal

2022年8月16日(火)~17日(水)

    上高地の成り立ちと地質の観察ツアー       

 山には登らない上高地での2日間のツアーでした。

上高地に10:00集合が全員と言ってもお二人ですが、集合したのが8:30!。そこは融通の利くこのがここのよいところ。(自分で言うか!)宿泊先のアルプス山荘も超融通の利く宿で早朝から受け入れてくれました。ここはガイド協会が運営するバスターミナルから一番近い宿泊施設ですがガイド同伴でないと利用できません。ご利用希望の多々はご相談ください。

 まずは資料の配布とこれからのツアーの見どころの説明を少々して【10:00】にフィールドワーク開始。上高地は外国人も含めた観光客がいっぱいで久しぶりにに賑やかな上高地を見た気がします。

 初日の観察ポイント

① 上高地に流れる飲用できる川

② 梓川の流れを大きく曲げた2つの扇状地

③ 元は池だった田代湿原

④ 立ち枯れがほぼ無くなった大正池と焼岳の溶岩ドームと火砕流跡と4000年前の 

  溶岩でできた小山

⑤ 世界で一番若い花崗岩とそれを使った門柱の基礎石

 今回の宿泊に際して追加料金で特別料理を頼みました。

昨年の通常メニュー

これでも十分に美味しい、文句のない味

 前菜から始まりデザートの蜜豆までのコース料理です。¥2000追加でこの差はすごく大きい!

 

 二日目は朝から雨と風が強く出発をチェックアウトの【10:00】まで伸ばし、参加のお二人はこのまま北穂高に登るため解散を明神に変更して今日の見どころ

① 飲用できる川を遡り伏流水であることを確認

② 穂高連峰造山活動初期の噴火物によってできた安山岩類の露岩と柱状節理

3 穂高火山活動のカルデラの内側と外側の確認

④ 明神池と嘉門次小屋の岩魚料理

 

 明神での解散に変更したため右岸側の観察は取りやめ【12:45】解散。お二人は横尾へ私は上高地へと向かいました。

今回は往復高速バスを利用時たためバス時刻【16:30】まで暇を持て余し、バスターミナルで待機。こんなに長時間上高地で座って待つことは2度とないなと思いながら待ちました。どこか散策でも行けばいいのにと思う方も多いと思いますが、基本的に土砂降りで散策は修行でしかないのでじっとする修行を選びました。

 

参加いただいたい2人は相当山を登ってらっしゃる方で、そんな方が拙い私の説明で万ぞ期していただいたか不安ですがメモを取りながら聞いていただき誠にありがとうございました。今後もこのツアーを成長させていきたいと思います。

こういうツアーもよいなと思います。今後も続け開催したいと思います。

そこで調子に乗り秋にもアップデイトした上高地ツアーを開催することに決定いたしました。次回は徳沢まで足を延ばします。

 

2022年8月6日(土)~7日(日)中の湯からの御嶽山       

 2014年秋の噴火以来初めての剣が峰を目指してツアーを開催しました。諸事情あって参加はお一人となってしまいましたが、プライベート感満載の登山でした。

おんたけロープウエイは使わず中の湯(6合目)から【11:31】スタート。要所要所にある山小屋(室)を目指し蒸し暑い時間が続きます。雨でぬかるんだ登山道は靴が汚れるので嫌いですが歩かないわけにはいかないので靴とズボンのすそが汚れないように慎重に足を運びます。ペースを保ちながら体を慣らしつ巣【12:14】7合目の行場小屋到着。この頃雨がぽつぽつ降ってきましたが樹林帯なので雨具は着用せず進みます。風がないので体が熱く汗がダラダラ流れ落ちます。【13:42】8合目の女人堂到着。女人堂までの登山道はザ・直登!先が見えるので気分的につらいパートでした。こんな時はあえて『直登だ!』と言って気合を入れましょう!女人堂から森林限界を超えると気温が下がって涼しくなり時折風もあり随分体が楽になります。女人堂からは登山道が溶岩流の上にできておりスコリア(富士山にある赤茶色もしくは黒い軽石のような溶岩が冷えた石)に覆われていますが9合目あたりからまた地質に変化があり、興味深くあるけました。9合目の石室山荘に【15:06】到着。石室山荘のご主人向井さんと話が弾み20分ほど滞在。先があるので帰りにまた寄りますと出発。この日の宿泊先にノ池山荘に【15:50】到着。二ノ池の変わり果てた姿に唖然としました。綺麗なエメラルドグリーンのカルデラ湖はほぼ火山灰で埋め尽くされて『えっ!うそ!』くらいしか言葉が出ませんでした。本日の予定はここで終了。

この日の宿泊客は五ノ池ヒュッテの予定を変更したお二人に女性を含め7人。全員個室に入れてもらえました。二ノ池山荘は噴火後利ニューアルされてペンションのようなな部屋で我々の部屋はフローリングでした。お布団のフワフワの羽毛布団で夕食【17:30】後ちょっと横におなるつもりが朝まで寝てしまいました睡眠時間10時間以上でした。

8/6の行動データー

行動時間:4時間26分 行動距離:4,3Km

累計高度登り:1109m  下り:22m 消費カロリー:2284Kcal

 二日目は朝食の【5:30】に間に合うように起床。久しぶりに日の出を見るかと思い小屋の裏に回り日の出を楽しみ朝食。ここのご飯はお米が少しべたついているが美味しい。」お味噌汁も具が多くお味噌は自家製?

小屋の裏からこんな日の出が見られます。また反対の二ノ池側には朝日に輝く剣が峰!文句ない景色です。

 朝食を摂り【6:00】に剣が峰を目指し出発。本日のコースは二ノ池~剣が峰往復~二ノ池~摩利支天往復~二ノ池~昨日登ったコースで中の湯に下山。約6時間30分のコース。朝一にも関わらず快調な足取りで【6:24】剣が峰登頂。山頂付近には噴火で壊れた石碑などが多く残っています。噴火の翌日に登山を予定していた登山仲間もいたので、いろいろなことが頭と心を巡ります。亡くなった方ご冥福とご遺族の無念を思うと・・・

山頂に長くとどまることにないか怖さを感じ早めの下山を開始。一旦、二ノ池山荘まで戻り【7:07】摩利支天へ向かいます。

 摩利支天は賽の河原を挟んで対岸?に屏風のように切り立った山容です。見た感じどこからでも登れそうにみえます。ルートは向かって右側の鞍部へ出て【7:43】そこからトラバースで摩利支天に向かいます。【8:02】摩利支天到着。あとから大勢登ってきそうなのですれ違い渋滞を避けるためここも早めに下山。予想通り細い登山道で20名近くとすれ違い。避難小屋付近で一休みして、二ノ池ヒュッテに立ち寄り二ノ池山荘へ【9:15】帰着。

 下山は【9:35】にノ池山荘、【9:52】石室山荘、【10:45】女人堂、【12:22】6合目中の湯駐車場。

下山後、炭酸温泉の二本木温泉に立ち寄り名古屋に【17:30】解散。

いつもありがとうございます。お疲れさまでした。

8/7の行動データー

行動時間:6時間20分 行動距離:8,9Km

累計高度登り:393m  下り:1482m 消費カロリー:3325Kcal

ひたすら登り、ひたすら下る山でした。

2022年7月3日(日)蓼科山         

 前日までの猛暑が一休みとなったこの日は朝から曇り空。日差しがなくてよかったというのが本音です。

【11:47】の遅いスタート。1900m一の鳥居の七合目【11:47】の遅いスタート。すでに下山する人が何組もいます。スタート直後はウエルカムな登山道ですがすぐにほとんどが浮石の滑りやすい登山道に進化します。

【13:09】将軍平に建つ蓼科山荘でトイレ休憩とレインウエア着用。ここから登山道は溶岩石の積み重なった登山道に突然変わります。

 山頂直下で森林限界を超えるといきなりの冷たい風が体を冷やします。気持ちいいを通り越し寒い!【14:10】登頂し、記念写真を撮っているとすーっと雲が切れ展望が得られますた。これは!日々の行いのおかげか?

 蓼科山は意外と下山に時間がかかる山です。【14:36】蓼科神社奥宮での参拝を済ませ下山開始。登りとほぼ同じ時間をかけて【16:47】一ノ鳥居到着。

 その後は温泉かハルピン味噌ラーメンかの二択の末、ハルピン味噌ラーメンに決定。

一本角煮たれ味噌ラーメをいただき。ツアー終了。

皆様ありがとうございました。

2022年6月18日(土)~19日(日)にゅうと天狗岳          

 麦草峠の優良駐車場を【12:30】スタート。先ずは白駒池を経由してにゅう(2532m)を目指します。休憩らしい休憩もなく【13:50】にゅう登頂。晴れてはいませんでした今までのなかでは一番の展望でした。

その先は楽しい稜線歩きで【15:27】黒百合ヒュッテ到着。あれ?早く着いたね。そういえばニュウ山頂以外休憩なかった?

この日黒百合ヒュッテではピアノコンサートがあり通常料金より\1000高い¥10800でした。夕食はいつものハンバーグ定食で今日の味噌汁は???なお味でした。味噌入れた?

6/18の行動データー

行動時間:2時間57分 行動距離:4,9Km

累計高度登り:441m  下り:135m 消費カロリー:1539Kcal

 前日、夕方から雨が降りましたが朝は雲少ししかない快晴&無風。【6:05】スタートで出発。すりばち池を経由して東天狗岳を目指します。

ほとんどの方は中山峠からのルートを選ぶので誰もいない静かな登山が楽しめました。

東天狗岳【7:28】緒とゆっくりして西天狗岳【7:51】ここでも休憩して中山峠に向け下山。中展望台【10:01】。高見石小屋【11:17】で珍しく50分くらいゆっくりして麦草峠風量駐車場【12:40】で今回のツアーも無事終了。温泉&いつものハルピン味噌ラーメ雷蔵と寄り道してきました。

6/19の行動データー

行動時間:6時間37分 行動距離:7,6Km

累計高度登り:484m  下り:785m 消費カロリー:3095Kcal

2022年6月8日(水)~10日(土)熊野本宮~玉置神社          

 初日は移動のみ。名鉄バスセンターから新宮まで3時間半の乗車後乗り換えて【14:30】熊野本宮着。本宮大社に参拝して投宿。新宮駅前で食べたチキンカツカレー¥800はルーたっぷりの絶品でした。今日の宿はガイド協会の上野さんが経営する『くまのバックパッカーズ』二段ベッドで8人部屋が貸し切りでした。明日の備え早めの就寝(いつものことですが・・・)。

 大峯奥駈道はどこのパートも1日の行程が長いので早朝【5:30】スタートです。

標高50mからのスタートなので相当の暑さを覚悟しましたが樹々に覆われた尾根は木陰が多く炎天地獄は避けられましたがそれでも大汗をかきながらの登山でした。途中夕立に見舞われましたが無事に玉置神社に【15:25】到着。玉置神社にお参りして駐車場でキャンプ。神社の境内はキャンプ禁止です。

本日の行動データー

行動時間:10時間53分 行動距離:17,8Km

累計高度登り:2031m  下り:1141m 消費カロリー:5263Kcal

この日の最高地点が1078mの大森山なのでどれだけ登り返しが多かったか想像してください。ただ、そんなに疲労感はありませんでした。

 本来はここから2泊3日で前期まで行く予定でしたが、玉置神社周辺は携帯の電波がバッチリあって翌日からの天気予報がかなり悪いと判明。十津川に下山することにしました。地形図に小径があるものの若干の不安を抱え下山。近畿自然歩道を下ろうと思いましたが地形図にそれとは違う最短距離の小径があるではないか!それでいこうと自然歩道を外れ進むとそこは獣道?踏み後もないところもあり、荒れた道で雨の後はかなり危険です。さらには玉置神社への舗装路に同流した後は道がありません。仕方なく車道を歩き山手谷の薄い踏み後を辿り最後は吊り橋を渡り十津川高校前にあるバス停『込之上』に【8:10】到着。途中、地元のおばあちゃんと話し込んだので【8:07】のバスに乗り遅れ2時間待ち【10:07】のバスで4時間40分かけて大和八木駅【14:45】到着。

日本一停留所が多く、乗車時間の長い路線バスはなんとも言えない楽しさがありました。

 昨年も帰宅したら前鬼を取り扱った番組を放送していましたが、今年は帰宅した翌日十津川村のバスを紹介する番組を放送していました。来年はどうかな?

本日の行動データー

行動時間:2時間33分 行動距離:7,0Km

累計高度登り:234m  下り:1069m 消費カロリー:1316Kcal

下山路はあまりの劣悪さで写真を撮り余裕がありませんでした。猿はいるし、雉は目の前を横切るし何かがガサガサいってるしいろんな意味でスリリングなルートでした。

2022年6月2日(木)米原市立大東中学校・伊吹山登山          

出発前に注意事項を確認して、ガイド等の紹介をされて【8:50】出発。

生徒90名、教師5名、地元のボランティア7名、ガイドの私と8000m峰全14座の登頂をした唯一の日本人竹内洋岳氏という大所帯で山頂を目指します。

この学校は伊吹山登山口が地元の学校で駐車場の奥がお家という男子や、駐車場の前のお土産屋さんがおばあちゃんの家という女子がいたりおらが山伊吹山という生徒ばかりでした。

 

 

 この生徒たちペースが速い!1合目までの所要時間なんと25分!こんなペースでは続かないと言ってもいうことを聞かないのがこの年代なんでしょうね。コロナ禍で学校行事がことごとく中止になったせいもあるんでしょか、元気が有り余っている。3合目まででペースに差が出始めて先頭集団と最後尾では30分以上の差がついてしまいました。

伊吹山1合目から4合目までは元スキー場でほぼ保日影はなく、5合目から山頂までは日影は全くありません。熱中症の心配もありましたが誰一人熱中書にはならずホッとしました。

本日出会った花の数々

本日の豪華なお弁当と竹内さんとの記念写真

本日の行動データー

三宮神社【8:56】…1合目【9:19】…3合目【10:30】…5合目【11:45】…山頂【13:45】…ドライブウエイ駐車場【14:55】

※途中で花の説明や後続の待ち時間などがあるのでタイムは参考になりません。

行動時間:登り5時間 行動距離:6,0Km

累計高度登り:1234m  消費カロリー:2000Kcal

2022年5月14日(土)~15日(日)大杉谷/七ツ釜滝往復          

 大台ケ原まで抜ける予定が前日夜8時ごろに奈良県国道169号線で土砂崩れ発生。通行止めで普及のめど立たず。まあ、昨日の今日では仕方ないですね。桃ノ木山の家の往復にその場で変更。翌日のバスも予約し気を取り直し【10:30】の登山バスに乗車。約1時間30分で登山口に到着。片道¥3000。町営のコミュニティバスは¥300ですが途中の大杉谷登山センターまでしか行かず、そこから登山口まで9,4Km徒歩約2時間です。(何年か前に歩きましたが六十尋の滝などを見ていくと2時間30分はかかります。

 登山バス終点を渋滞に巻き込まれないようにバス下車後【12:05】先頭で出発。前日までの雨で濡れた岩と落ち葉に細心の注意を払いながらもスムーズに進みます。写真の順番に黒部のようなスポット【12:19】,

千尋の滝【13:53】、これぞ大杉谷のシシ淵【14:46】、ニコニコ滝【15:08】、大日嵓【15:21】、今夜の宿桃ノ木山の家【16:00】。受付前に蛭チェックをして本日の予定は無事終了となりました。ご参加のお二人とも健脚ですこぶる順調に歩くことが出来ました。お風呂も混む前に入ることが出来、夕食のカレーととんかつも美味しくいただき。多分【20:00】には夢の中でした。

 

本日の行動データー

行動時間:3時間56分 行動距離:6,6Km

累計高度登り:1134m  下り:951m 消費カロリー:2020Kcal

細かい登り下りが多く累計高度は体感以上にありました。

 二日目は多くのパーティが朝食を摂らずにスタートしていきましたが、我々は【5:15】に朝食をしっかりいただき【5:40】修正した今回の目的地七ツ釜滝を目指し出発!滝までは鎖場もある登山道を相変わらず慎重に歩き、【6:08】到着。昨日から行動をほぼ同じくしていた方々とのお話も弾み仲良くなっております。惜しいですが今回はここで引き返します。桃ノ木山の家に戻り預けていた荷物を整理して【6:44】登山口にむけて下山です。バスの時刻【12:10】】なので超のんびりペース&休憩取りまくりです。昨日と同じく、ニコニコ滝、シシ淵、千尋の滝、河原2か所で長めの休憩を取り登山口に【11:28】到着。なんともうバスが2台きています!聞くと道の駅おおだいからの乗客がゼロなので早めに来たそうでバスが満車になり次第1台ごと出発してくれるとのこと。我々は1台目に乗れたので予定よりも30分も早く道の駅に着くことが出来ました。道の駅や隣接するマックスバリューでお買い物をしてベンチでお弁当をいただき、ビールも飲んで【14:41】の列車で帰名。この列車の登山客率そうとう高かったです。

本日の行動データー

行動時間:5時間50分 行動距離:8,1Km

累計高度登り:1006m  下り:1192m 消費カロリー:2501Kcal

2022年5月11日(水) 岩場体験in御在所岳           

 名鉄ハイキングの岩場体験コースに行った来ました。今回の参加者は8名に対してガイド2名とガイドに匹敵する添乗員(女子)1名の安心体制。

 名鉄バスセンター【7:20】出発。裏道登山口からスタートして四の渡しでレクチャー後、裏道から外れて沢沿いに進みます。裏道なら30分くらいのところを1時間30分かけて藤内小屋へ。ここでハーネス装着&カラビナかけ替え練習と長めの休憩。陸上自衛隊小牧基地のレンジャー訓練隊が藤内壁で訓練中でした。

 兎の耳付近から再びルートを離れて進み壁にステップが打ち込んこまれたポイントに【11:25】到着。ここは数年前にパワーゾーンの水谷社長が設定し開拓したルートで最近はヴィアフェラータと人気が上昇中のルートです。開拓時に危険箇所にはワイヤーをセットしクライマーでなくても安全に通行できるようにしていました。今年になってセットされていたワイヤーのほとんどが撤去されました。なのでフィックスロープを張りさらに一人ずつビレーすることで安全性を高めて通過しました。天候も徐々に回復し青空が広がります。シロヤシオ。イワカガミ、リンドウも咲き目も楽しめました。

 下山も中道から外れて立岩を通過して裏道に合流。このルートは『日向尾根』と呼んでいますが落ち葉と急斜面で結構危険です。

最終的に予定より少し早【15:50】】蒼滝トンネルで終了。

参加の皆様ありがとうございました。

2022年5月7日(土) 鈴鹿山脈縦走・藤原岳から竜ヶ岳           

 慣れ親しんだ鈴鹿山脈を縦走しようと企画したツアー第一弾で藤原岳から竜ヶ岳まで

縦走してきました。感想はただただ長い!

西藤原駅【8:35】集合でツアースタート

長丁場のツアーにしては遅いスタートですがこの日も【6:00】には駐車場が満車だったようで、仕方ないスタート時間です。登りに使った大貝道ルートは久しぶりに登りました。登山届のポストは満杯で投函できず。まあ、ネットで提出してるのでいいのですが、あれは遭難が起きないと回収しないのでしょうか?

藤原岳に【11:35】登頂。相変わらずの大人数が山頂で昼食中。ゆっくりしたいところですが先が長いので山頂に別れを告げて孫太尾根へと向かいます。孫太尾根は最初の小ピーク多志田山(965m)までが石灰岩がむき出しになった急な尾根です。地図によっては破線ルートです。そこからはルートを西尾根にとり八田峠に【13:13】到達。

あれ?順調じゃないか?

銚子ヶ岳【13:04】で藤原岳を振り返り、静ヶ岳【15:03】からは目前に迫った竜ヶ岳を眺め後半戦に突入!

そして本日最後のピーク竜ヶ岳【16:05】竜ヶ岳独特の山頂を貸し切りで堪能し重ね岩【16:37】、石榑峠【17:07】。あとは宇賀渓まで下るだけ、ですがここから思いのほか時間がかかってしまい宇賀渓に着いたときは真っ暗な【19:20】。

長い行程お疲れさまでした。

本日の行動データー

行動時間:10時間40分 行動距離:17,2Km

累計高度登り:2070m  下り:1973m 消費カロリー:5385Kcal

2022年4月29日(祝)~30日(土)大峯・八経ヶ岳            

 数年ぶりに名鉄観光のツアーに行ってきました。ゲストが20名という自分のツアーでは考えられない人数で戸惑うことも多かったですが賑やかでよいつあーでした。

初日は行者還トンネルが通行止めなので本来はトンネル西口からスタートの予定が東口からに変更。スタート【12:00】からしっかり雨で時間とともに激しさを増し、さらに風と最後は雷もなるという修行僧のなった気分で歩き続けました。靴の中も、雨具の中もずぶ濡れで随分鍛えられた1日でした。そんな天気なのでまともな写真もとれず、スマホも寒さで電池の消耗も激しく途中で強制シャットダウン。

スタート直後はなだらかな林道を進むとすぐに標高差300mの一ノ垰(いちのたお)までの急登です。原田真二の歌の歌詞そのままに、足元は『川のようで僕のズックはびしょ濡れ』です。【13:15】一ノ垰到着。ここからしばらくはなだらかな稜線を役行者の像のある聖宝ノ宿跡まで行くとここから今夜の宿『弥山小屋』まで350mの最後の結構つらい登りで【16:30】到着。着いた直後雨脚がいっそう強くなり最後頑張ってよかったね~という感じの空気に包まれていました。

濡れたものを乾かしたいのですが乾燥室がないので・・・

夕食は【17:00】からで、メインはこま切れ肉の生姜焼き風。しっかり食べて消灯前にほとんどの方が就寝。

2日目はだんだん風も弱くなり晴れてくる予報。昨年と同じ超質素な朝食を摂り、ついでに昼食用のお弁当もついでに胃袋に納め荷物の軽量化に成功。昨日干したレインウエアを回収しにいくと私のファイントラックのパンツがなく、代わりにパタゴニアのパンツが残っていました。同宿の別パーティが間違えていました。ただこれには続きがありまして、詳しくは最後に。

【6:40】先ずは小屋の裏にある弥山に登頂して、今回のメインターゲット八経ヶ岳を目指します。

前日の雨、風、気温の低下でなんと霧氷?雨なので雨氷かな?が樹々にビッシリ!八経ヶ岳はこの時期に何度も来ていますが初めてでした。【7:20】山頂でこんな展望を見られたのも初めてで昨日我慢の登山をした甲斐がありました。

本日の行動はここから天川村までの長い下りがメインイベントです。先が長いので【7:40】写真を撮って下山開始。明星が岳、細尾山、日裏山、頂仙岳を経て(いずれも山頂は巻いています。)【11:05】栃尾辻到着。後は延々と下り【14:40】天川村役場でツアー終了。

 そしてレインパンツですが、帰宅後洗濯&撥水処理をして乾かしたところ『あれ?ウエストに通していた紐がない。間違えたパタゴニアのパンツの人何でわざわざ紐をぬいたのかな?』と思いながら紐を通し直してレインパンツを間違えて持っていた女性がいて次にその女性のレインパンツをパタゴニアの人が間違えました。という複雑なことが起きたという結論に達しました。私のファイントラックは戻ってくるのか?

本日の行動データー(初日のデータはなし)

行動時間:7時間 行動距離:12,0Km

累計高度登り:328m  下り:1609m 消費カロリー:3576Kcal

2022年4月10日(日) 木和田尾からの藤原岳周回             

三岐鉄道西藤原駅【8:35】集合で藤原簡易駐車場に駐車して【8:55】スタート。

国道306号線を北上して登山口を目指しますが、すごい立派な獣除け柵が出来ており本来の入り口を見落とすミス。が、すぐに気が付き入り口を見つけ登山道に侵入。

西藤原駅舎はSLを模したかわいい駅です。

登りの木和田尾は標高差が943mあり急登が続く尾根で、植林帯を抜けると素晴らしい林が現れます。登り始めはひたすらに登るので休憩ポイントがありませんが平らなところが出てくるとホッとします。そこからも概ね急登ですが景色が素晴らしく気持ちの良い登山ができます。県境の稜線が近づけば本日の核心部もそろそろ終了です。

最後は最短距離を選び稜線上の頭陀ヶ平(1143m)に【12:25】到着。

天狗岩【13:07】、藤原岳【14:12】と順調に進み下るだけですが下山の標高差も900mほどあり、ここまで5時間歩いてきた脚に堪える距離です。さらに藤原岳名物の『雪解けドロドロ祭り』が待っている。ところが予想に反し大したことありませんでした。また福寿草も今年は当たり年なのか満開お花が群生していました。これほどの数は記憶にありません。

長い下りを耐え【16:50】表登山口に到着。駐車場まで舗装路を約3Km歩き【17:30】ツアー無事終了。

本日の行動データー

行動時間:8時間30分 行動距離:13,3Km

累計高度登り:1260m  下り:1260m 消費カロリー:4397Kcal

2022年3月6日(日) 嵩山と神石山から赤岩尾根              

ガイドの予定がキャンセルになったので、個人山行に変更して一人で行ってきました。ので個人活動日記に書いています。

2022年3月5日(土) 尉ヶ峰             

個人的活動日記に書いています。

2022年2月8日(火) 御在所岳・藤内沢              

急に決まったツアーでした。週末に降った雪で藤内沢は覆われていました。少し湿った雪だったのと先行者のトレースがあったおかげでスムーズに登れました。

 

ロープウエイ山麓駅を【9:55】に出発して藤内沢出合の【11:50】とかなり行くりなペースですがこの先のハードな登りを考えるとこのくらいでちょうどいいんです。修行じゃありませんから。

 

昨年とは圧倒的な積雪量の違いで滝を高巻くトラバースは緊張をしいられました。その先はずーと雪壁のような急登です。

 

その先のコウモリ滝は完全に雪で埋まっていて滝の形跡は全くなし。昨年ここは

完全に岩登り状態で残置スリングも出ていました。

 

この日は火曜日にも関わらず下山してくるパーティが3組。さすが御在所岳。

昨年苦労したガーリー上の岩場も気が付かないくらいの雪で3ルンゼ到着が【14:00くらい】で下山はロープウエイで7分。

温泉にゆっくり浸かり(貸し切り状態)【16:14】の名古屋直行バスで本日のツアーも事故、怪我なく無事に終了。藤内沢は癖になりますね。

 

今回はデジカメにSDカードを入れ忘れるという痛恨のミスで写真が思うように取れなかったのが残念でした。

本日の行動データー

行動時間:4時間25分 行動距離:3,1Km

累計高度登り:869m  下り:74m 消費カロリー:1571Kcal

2022年1月9日(日)

  弓張山地(湖西連峰)16,5Kmのロングハイキング               

豊橋駅からバスで約25分で石巻登山口バス停着。【10:04】スタート。登山口までは市街地歩きで【10:20】着。

 石巻神社へ向かう遊歩道は枝道もあり迷うところもありますが基本的に真っすぐ行けば神社に続く車道にでます。トイレに行きたい場合は左にほぼ直角に曲がる道を行くと近いですね。神社の階段では地元の青陵中学野球部がトレーニングをしていました。皆さん礼儀正し少年たちでした。石巻山に登頂し【11:30】大知波峠を目指し石巻観光路を歩きます。最後は急登を登り切り【12:48】大知波峠着昼食を摂り先に進みます。まだ10Kmありますから。

 大知波峠からは稜線歩きですがアップダウンは数知れず。頑張るしかない!

 歩き続けるには疲れる前に小休憩を取ることが重要ですが、長い休憩は禁物です。なぜならば再起動が辛くなりますので、3分程度で水分補給&カロリー補給をして前に進みましょう。途中にはすごい岩場はありませんが上手く写真が取れました。稜線からは歩いてきた稜線とこれから向かう稜線が確認できるいいルートです。【14:50】雨宿り岩(岩場の写真)【15:07】神石山を通過して【17:02】最後のピーク東山(松明峠)到着。ここでヘッドランプをつけて下山です。ゴールのJR二川駅に【17:40】到着

 皆様ロングコースお疲れ様でした。今年もよろしくお願いいたします。

 

本日の行動データー

行動時間:7時間40分 行動距離:16,5Km

累計高度登り:1164m  下り:1155m 消費カロリー:3664Kcal