中部の登山ガイド やまちゃんのやさしい登山 : ステップ2 心構え

登山をする上で大切なこと


中部の登山ガイド やまちゃんのやさしい登山 : 自分の身は自分で守る危機管理意識

山では自分の身の安全は自分で守る。言い換えれば命は自分で守ること、極端に言えば自分だけは生き残るくらいの気持ちが必要だと思いますがどうでしょうか? ヘッドランプとツェルト(簡易テント)はそのための大切な装備です。暗くなると行動能力は半減します。ヘッドランプがないと動けないこともあります。そうなった場合一晩山の中で過ごすこともありますし、寒い時の休憩時ツェルトを被るだけで体温低下を防ぐこともできます。ぜひリュックサックの中に入れて置くようにしていただけると安心です。ツェルトの使い方も山の中で練習しましょう!

中部の登山ガイド やまちゃんのやさしい登山 : 人それぞれのペースや楽しみ方があります

登山は老若男女それぞれの楽しみがあると思っています。写真、お花、厳しいルート、百名山など。百名山ひとつ取っても2年で登る人もいれば10年かける人もいます。また同じ山を何度も登る人もいますよね。百人いれば百通りの答えがあるのが登山ではないかと思います。

中部の登山ガイド やまちゃんのやさしい登山 : 不便さや想定外の出来事も楽しむ余裕

山の中では何でも持っていくことが出来ませんので、持っているものでやり繰りすることも大切です。工夫することの楽しさを覚え、失敗したことを次回に生かすことも楽しいですよ。不便を楽しむのもアウトドアでの面白さかもしれません。

中部の登山ガイド やまちゃんのやさしい登山 : 山の天気は気分屋です

よく耳にするフレーズに『山の天気は変わり易い』っていう言葉がありますが、本当にそうなんですよね。アッという間に雨雲湧き、雨が降ることはよくあることです。ですから、レインウエアは天気のいい日でも必ず持っていくようにしましょう。また、秋の日は街と比べ気温が低い日も多くなりますので防寒具も必要です。

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中部の登山ガイド やまちゃんのやさしい登山 : やまちゃんの似顔絵

山本 一憲(やまちゃん)

名古屋在住の個人登山ガイド。

全国展開している登山用品店に30年以上勤務しストアマネージャーとして従事。55歳でガイドを専業とする。登山ガイド事業『やまちゃんのやさしい登山』を開業し、安全性を最優先した少人数(10人以下)での登山プランを主軸に里山の探索や縦走、簡単な沢登りのガイド等を行っている。